Tagさんの株式投資記録

30代のサラリーマン/埼玉県在住/趣味はハイキングと献血。2023年:+25.2%

2024/4/15~19

こんにちは、Tagです。

 

今週は相場が大きく荒れた週でした。ここ数ヶ月の上昇相場の中でやや大きめの調整が入ることもありましたが、そのときは特定の銘柄やセクターだけが値を落とすイメージでした。今週は相場全体から資金が抜けているような、非常に不気味な値動きであると感じています。

X(旧Twitter)の凄腕たちもポジションを調整した旨のポストをしている人がちらほらおり、警戒感の高さをうかがわせます。

そんな中でもバリュー投資家の中にはバーゲンセールを虎視眈々と狙う向きもありました。私も見習いたい心構えです。

 

指数

ベンチマークTOPIX

指数 終値 前週比(%) 年初来(%)
日経平均 37,068.35 -6.21 +10.77
日経平均(ドル建て) 239.71 -7.04 +1.26
TOPIX 2,626.32 -4.83 +10.98
グロース250 638.74 -7.07 -9.58

日経平均は前週比-6.21%、TOPIXは前週比-4.83%と大きく下落しました。また東証プライム市場の騰落レシオも急激に悪化しています。これまでの調整とは違い、一気にリスクオフに傾いたような様子です。

https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

グロース250指数は前週比-7.07%と4週連続の下落です。年初来-10%が目前に迫っており、信じられないほどに一人負けです。中東情勢や半導体(そもそも恩恵を受けていない)とは縁が薄い市場であるにもかかわらず率先して売られてますね、日経やTOPIXが買われるときは無風なのに…。

 

資産

目標:年間で資産総額の増減率>TOPIXの増減率

分類 終値 前週比(%) 年初来(%)
総額 5,159,462 -2.52 +8.6
  現金 289,962 -2.83 +6.93
株式 3,083,900
信用評価損益 -70,584
投資信託 1,810,482 -1.97 +11.91

※入出金その他の資金移動を差し引いた増減率を計算しているので、先週の終値との単純計算とは合わない可能性があります。

※売買に伴う”見せかけの”増減をなくすため、現金+株式+信用評価損益を合算しています。

My PFは前週比-2.25%下落しました。今年に入ってからは最大の下落率です。週の前半で数銘柄を信用買いしたため、以前よりも評価額の振れが大きくなっています。それでもTOPIX比で浅い傷にとどまったのは幸運でした。

また、今週は保有銘柄のうセレコーポレーション(5078)が中期経営計画(ビジョン2030:https://pdf.irpocket.com/C5078/Wgeh/r5Iw/KVKB.pdf)を発表しました。

 

 

ビジョン2030によると、2030年までに売上高400億円、営業利益40億円を目指すそうです。先日発表された2024年2月期の決算を下に計算すると、売上高は9.5%、営業利益は23.8%のCAGRを達成することが必要になります。また、営業利益10%という目標もかなり挑戦的だと感じました。24.2期決算では売上に対する売上原価の割合は82.8%、販管費は10%、その結果として営業利益7.1%となっています。人財投資として平均年収900万円を目安とする目標に対し、現在は702万円(会社四季報より)です。商品の粗利改善と、社員の生産性改善が強く求められます。

上記のように、会社発表の成長ストーリーはやや背伸びしている印象を受けますが、一方で2024年2月期の決算資料と2/19時点の株価から計算したネットキャッシュ/時価総額比率は96%となっています。事業に対する評価がほぼゼロという現状は明らかに割安であるという見方は変わりません。

 

売買

■買い

ソノコム(7902)

→2023年12月31日時点のB/Sによると、この会社は現預金40.0億円、有価証券3.2億円、投資有価証券19.4億円を保有しています。一方で負債合計は43.3億円であり、4/5の終値(866円)ベースの時価総額43.3億円に対して約111%のネットキャッシュがある状態です。また自己資本比率は91.9%と非常に高い水準です。

→業績面では2014年3月期に最終赤字を計上して以来、当期利益は1.1~3.3億円の黒字で推移しています。キャッシュフローはマイナスの年もありますが、FCFが大きくマイナスになることはなく、現金も緩やかに積み上がっています。

→株主還元に関しては、4/19終値ベースの予想配当利回りは1.39%でやや低めです。ここ10年間では3回の増配、1回の減配となっています。しかしながら減配となった前期は自社株買いを実施しており、株主を軽視している訳ではないスタンスが伺え評価できます。

→上記のように財務は鉄板ですので、着実な増配の恩恵を受けながら水準訂正を待つスタンスで長期保有する考えです

 

遠藤製作所(7841)

→2023年12月31日時点のB/Sによると、この会社は現預金89.4億円、有価証券1.0億円、投資有価証券9.2億円を保有しています。一方で負債合計は40.5億円であり、4/5の終値(1,069円)ベースの時価総額43.3億円に対して約55.6%のネットキャッシュがある状態です。また自己資本比率は91.9%と非常に高い水準です。

→業績やや不安定な印象で、直近10期では3期(15.3/16.3/20.12期)で最終赤字を計上しています。しかしながら、14.3期、および20.12期をアンカーとして業績のベースラインが一段ずつ上がっているようにも見えます。何よりも営業CFが18期連続プラスなのは特筆に値すると思います。FCFがマイナスになる年もありますが、現金は着実に積み上がっています。

→株主還元に関しては、4/19終値ベースの予想配当利回りは1.87%であまり高くはありません。ここ10期では5回の増配、1回の減配となっています。おおむね業績と連動した配当額の設定となっているようですが、赤字の年でも配当を出すなど安定配当に配慮しています。

→大株主には清原達郎さんが名を連ねており、その効果もあってか(?)3月頃から株価は上昇基調にあります。市場参加者の注目度が高まったとすれば、このままPBR1倍(現在は0.47倍)まで水準を切り上げてほしいですね。

 

日本ファルコム(3723)

→買い増し

 

■売り

なし