こんにちは、Tagです。
今週は日銀の政策修正観測を受けて長期金利が上昇し、株式市場にとっては逆風となった週でした。
3月会合でのマイナス金利解除は既定路線と思われますが、今後の金利見通しがどうなるかわかりませんので、来週も相場が大きく動く週になりそうです。一時的な値動きに一喜一憂せず、冷静に状況を見つめたいですね。欲を言えば市場が見せる隙を狙いたいですが筆者のスキルは決して高くない…ので大ダメージを受けないことに専念します。
また、先日購入した「わが投資術 市場は誰に微笑むか」(清原 達郎)を読了しました。著者は理論派でありながら勝負師のような側面を持っている印象を受け、市場に向き合う考えや心構えを再度考える機会となりました。印象に残った点もたくさんあるので、ブログにもまとめたいですね。
指数
指数 | 終値 | 前週比(%) | 年初来(%) |
日経平均 | 38,707.64 | -2.47 | +15.67 |
日経平均(ドル建て) | 259.70 | -3.75 | +9.7 |
TOPIX | 2,670.80 | -2.05 | +12.86 |
グロース250 | 721.48 | -4.43 | +2.13 |
日経平均は前週比-2.47%、TOPIXは前週比-2.05%と大きく値を下げました。日銀の政策修正観測を受けて10年債利回りが上昇し、株式全般に下押し圧力が働いたものと考えられます。
その影響を真正面に受けたのがグロース株で、グロース250指数は前週比-4.43%と3指数で最もさえない結果となりました。今週の下落である程度金利上昇を織り込んだものと思われますが、今後の金利見通し次第では来週も続落し年初来マイナス圏に突入するかもしれません。
資産
目標:年間で資産総額の増減率>TOPIXの増減率
分類 | 終値 | 前週比(%) | 年初来(%) | |
総額 | 5,176,570 | -0.07 | +8.96 | |
現金 | 212,623 | -0.22 | +8.11 | |
株式 | 3,153,000 | |||
信用評価損益 | 0 | |||
投資信託 | 1,810,482 | +0.19 | +10.63 |
※入出金その他の資金移動を差し引いた増減率を計算しているので、先週の終値との単純計算とは合わない可能性があります。
※売買に伴う”見せかけの”増減をなくすため、現金+株式+信用評価損益を合算しています。
My PFは前週比-0.07%と、前週に引き続き小幅マイナスでした。TOPIXの下落率が大きかったために相対ではプラスとなりました。
主力銘柄がネットネット株に偏っているため、相場が上昇する局面ではついて行けない場面が多いですが、下落局面では比較的耐えてくれるようです。
長期金利の上昇に対しては、元々PERが低い銘柄が多いため影響は少ないと考えています。ただし豊富に保有している現金の価値が徐々に毀損されていく局面に入りますので、配当や自社株買い等に回してもらえると嬉しいですね。
売買
■買い
なし
■売り
ブリーチ(9162)
→2/19に急落後のリバウンド狙いで買いました分をほぼ同値で撤退しました。
→キャッシュリッチ&PBR1倍割れで下値は堅いだろうとの目論見で入り、実際に大きく値を落とすことはありませんでした。しかしながら上値も重く、リバウンド狙いが外れたのは明らかだったので手放しました。
→新たに浮かび上がった懸念点として、レピュテーションリスクが挙げられます。売れるネット広告社のプレスリリースで民事訴訟および刑事告訴の対象となった方が運営するメディア「SUAN」においてはブリーチに対する厳しい視点の記事が掲載されています。市場の注目度が高い売れる社のこのリリースをきっかけに、ブリーチ社の信用が下落する可能性は大いに考えられます。